# エンティティ参照と @

> 参照機能は不変のエンティティを保持します。本文での右クリック接続、長文での@メンション、自動検出と確定参照の違いを解説します。

Source: https://loomworld.ai/ja/docs/references

## 参照データに記録される内容

プロジェクト全体で単一の参照構文を使用しています。1つの参照には、プロトコルバージョン、スコープ、オブジェクト種別、安定ID、および表示テキストが保持されます。そのため「誰を指しているか」は、脚本、世界観設定、タイムライン、伏線、アシスタントとの対話のいずれにおいても全く同じ答えとなり、画面ごとに異なる記法を覚える必要はありません。

オブジェクトの名称を変更しても、すべての参照は同じカードを指し続けます。同名のオブジェクトは種別と安定IDによって区別され、別名は検索を補助するのみでオブジェクトの識別子にはなりません。プロジェクト内にキャラクター「月華」と世界観設定「月華」が同時に存在する場合でも、候補には異なる種別として表示されるため、取り違えることはありません。

## 参照を設定すべき場面

テキストがプロジェクト内に実在する特定のカードを明確に指している場合に設定します。参照の目的は単語に色をつけることではなく、あなたとAIの双方が「どのカードを指しているか」を正確に把握することにあります。これにより、続きの執筆で正しい資料が読み込まれ、統計情報が正しく集計され、クリックひとつでそのカードを開けるようになります。一方で、まだカード化されていない単なる思いつきや一言の言及であれば、無理に関連付ける必要はありません。

## 本文内での操作：右クリックメニュー「Connect to…」（接続）

テキストをドラッグ選択して右クリックします。メニューの上半分には「Rewrite / Expand / Condense / Polish」（リライト / 拡充 / 要約 / 推敲）と追加指示欄が配置され、下半分には「Connect to…」（接続）が用意されています。プロジェクト内のすべての情報（キャラクター、ロケーション、小道具、世界観設定、章、シーン、時空、脚本行、タイムライン項目、伏線、モジュール入口）を横断検索できます。接続可能な項目がない場合はその旨が表示され、検索にヒットしなかった場合も一致する項目がない旨が表示されます。

新しくカードを作成したい場合、候補リストには「+ Create character…」（+ キャラクターを新規作成）や「+ Create item…」（+ 小道具を新規作成）といった明示的な作成・接続アクションが表示されます。これはシステムによる推測ではなく、ユーザー自身の明確な判断に基づいて実行されます。

## 長文テキスト内での操作：@メンションの2通りの方法

- **2段階の選択**世界観設定の説明、伏線のメモ、タイムラインの解説などの長文エリアで `@` を入力し、まずカテゴリ（キャラクター / ロケーションと地図 / 小道具 / 世界観設定 / 脚本構造 / タイムライン / 伏線 / モジュール入口）を選択してから、具体的な対象を選びます。カテゴリ内の候補が途中で切り捨てられることはありません。スクロールしてすべてを確認したり、入力を続けて絞り込むことができます。

- **直接検索**名前がすでに分かっている場合は、「@キーワード」と入力することで全種別を横断検索し、カテゴリ選択の手間を省くことができます。どちらの経路から入力しても、最終的には同じ安定した参照として保存されます。

- **その場でのインライン表示**選択した参照はその場ですぐに視認可能なタグに変わり、クリックすると対象のカードへ遷移します。下部に別のプレビューボックスが開くことはありません。

検索では正式名称と別名の両方がマッチング対象となり、完全一致が前方一致や部分一致よりも優先して表示されます。名称と所属パスは個別に照合されるため、シーン名を検索した際にそのシーン内のすべての行が結果に並んでしまうことはありません。

## 参照接続によって生じる効果

- 脚本内のキャラクター、小道具、ロケーションの参照は、従来どおり登場回数や使用状況のカウントに反映されます。その他の参照は情報リンクとして機能し、画面遷移とAIの参照文脈として機能するのみで、参照先モジュールを書き換えることはありません。
- 参照を作成しても、存在しないカードが勝手に作られることはありません。また、モジュール入口への参照を作成したからといって、そのモジュール全体の内容がAIのコンテキストにすべて流れ込むわけではありません（ナビゲーションとして機能します）。
- 参照を設定すること自体が書き込み権限を与えることはありません。AIによる変更は、必ず提案カードを経由してユーザーの承認を必要とします。

## 自動検出と正式な参照設定の違い

エディターはキャラクター、ロケーション、小道具、世界観設定の名前を自動で検知しますが、極めて薄い点線の下線で示すにとどまります。カーソルを重ねると通常の選択よりも淡いハイライトが付きますが、クリックしても詳細カードは開きません。キャラクターや小道具の場合、クリック時に「リンクに変換」という選択肢が表示され、これを選択することで初めて正式な参照が作成されます。なお、セリフ行の話者設定はこのステップをスキップします（すでに誰が話しているかが確定しているためです）。

正式にリンクされた参照のみが登場カウントやAIの文脈構成に利用されます。淡い点線による自動検出は、執筆を補助するためのヒントに過ぎません。

## 制限事項とトラブルシューティング

- 旧バージョンの「[[名前]]」構文や過去の表記揺れも引き続き読み込まれます。古い名称が単一のオブジェクトに対応する場合は正常に表示されますが、複数の候補が存在する場合は先頭を自動選択することなく曖昧である旨のアラートが表示され、対象が存在しない場合は無効としてマークされます。
- 参照先オブジェクトが削除された後も、参照は元の表示テキストを保持し続けます。別のオブジェクトで勝手に代用されることはありません。
- 本バージョンではプロジェクトを跨いだ参照には対応していません。プロジェクト間でデータを移動する場合は、プロジェクトパック機能をご利用ください。
- 入力欄内で Tab キーを押しても脚本のノード種別メニューは開きません。この操作は脚本エディターの行内専用のショートカットです。

連携の方向性と副次的な影響については、[モジュール間連携](https://loomworld.ai/ja/docs/cross-sync) を参照してください。
