# キャラクター

> キャラクターの登録とティア分類、手動での関係設定と共演線、勢力所属、章ごとの動的変化、登場回数集計の仕様を説明します。

Source: https://loomworld.ai/ja/docs/module-characters

## キャラクターモジュールの管理対象

キャラクターモジュールは、物語全体の登場人物一覧および相関図を管理します。主に3つの要素を保持します：キャラクターごとのプロファイル（ティア、身元、所属勢力、成長の軌跡、肖像画）、手動で構築した人間関係（キャンバス上で誰と誰にシーンの絡みがあるかを可視化）、および章ごとの動的変化（年齢、身分、所属勢力、状態の変化を、初期値と変更の発生した章とともに記録）です。

本モジュールが「誰を登場させるべきか」「出番が足りているか」を勝手に指図することはありません。登場回数やセリフ行数は執筆された原稿から客観的に集計され、全体の配分を把握するために提示されます。出番が空きすぎていると警告を発したり、執筆者のあずかり知らぬところでプロファイルが改変されることはありません。

## 画面構成：キャンバス、上下の操作バー、右サイドバー

左ナビゲーションから「Characters」（キャラクター）を開きます。画面は4つの領域に分かれ、それぞれ明確な役割を持ちます：

- キャンバス：キャラクターカードと関係線を表示。スクロールで拡大縮小（20%〜200%）、ドラッグでパン移動、カードを自由な位置に配置できます。
- 上部アイランドバー：アイコン操作のみを提供。「Overview All」（全体表示）、「Reorganize」（未配置カードの整列）、「Auto-Organize」（自動整列）、「Save Layout」（レイアウト保存）、「Co-appearance Links」（共演線の表示切替）が並びます。
- 左下コントロールパネル：「Static Relationships / Dynamic Slices」（静的関係／動的スライス）の切り替えと「Filter」（フィルター）。動的スライスを選択するとパネル上部に章切り替えボタンが現れ、特定の章における相関図を確認できます。
- 右サイドバー：上部に「Relationship List」（関係一覧）、下部に「Character List」（キャラクター一覧。勢力別／階層別／関係の密度別でグループ化可能）を配置。

カードをダブルクリックすると、右側に「Edit Character」（キャラクター編集）ドロワーが開きます。ノンモーダル設計のため、ドロワーを開いたままでも横のキャンバスを拡大縮小・ドラッグでき、右端の一覧も表示されたままとなります。

## プロファイル作成：白紙カードから詳細設定まで

- **カードの配置**キャンバスの空白部分を右クリックし、「New Character」（新規キャラクター）を選択します。クリックした位置の近くにカードが生成されます。画面の隅に固定の追加ボタンはありません。

- **プロファイルの入力**カードをダブルクリックしてドロワーを開きます。上から順に：キャラクター名、肖像画、キャラクターティア、所属勢力、別名、性別、年齢、職業／身分、状態、成長の軌跡、ビジュアルメモ。名前とメモはクリックして直接編集でき、ホバーするまでグレーの枠線は表示されません。

- **保存**下部のボタンが「Save」から「Saving」に変化し、即座にカードに反映されます。プロジェクトを再度開いた際も保存内容が保持されます。

未入力のフィールドにはプレースホルダーが表示されます（「Untitled Character」「No character arcs yet」「Identity Info Not Filled」など）。削除は2ステップで行われます：ドロワー内の「Delete」をクリックした後、「Delete this character? This action cannot be undone.」（このキャラクターを削除しますか？この操作は元に戻せません）を確定します。キャラクターを削除すると、その人物に接続されていた関係線も自動的に削除されます。

ドロワー内の編集内容は、「Save」を押して初めて保存されます。保存せずにドロワーを閉じたりプロジェクトを切り替えても自動保存は行われません。保存されたように見えて消えるといった曖昧な動作はありません。

## 脚本からの自動抽出：登場人物行の記述による登録

多くの執筆作業では、事前にすべての人物設定を作ってから書くのではなく、書き進めながら登場人物が増えていきます。ルールは明確です。脚本の「登場人物」行がキャラクター一覧への登録口となります。

- **行を登場人物としてマーク**任意の行で `Tab` を押し、「登場人物」タイプを選択します。これに続くセリフ行がその人物に紐付きます。

- **名前の確定**Enterキーを押すか、別の行にカーソルを移動するか、エディターからフォーカスを外すと確定されます。Loomworld はその名前を名簿と照合します。正式名と別名の両方が大文字小文字や前後の空白を無視して検索されます。

- **一致時は紐付け、不一致時は新規作成**既存の人物と一致した場合は紐付けのみが行われ、重複カードは作られません。一致する人物がいない場合はその場で新規カードが作成され、デフォルトで「Minor」（脇役）ティアとして登録されます。その他の項目は後から自由に入力できます。

入力途中の未確定な文字列が名簿に登録されることはありません。例えば「Lin Chong」を入力する過程で「Lin」の段階でキャラクターが作られることはなく、確定した瞬間の文字列のみが照合されます。

逆方向の挙動も重要です。描写行で名前が言及されただけでは、プロファイルへの自動リンクは生成されません。右クリックメニューの「Connect to…」（〜へリンク）から手動で紐付けることで読者向けの参照リンクが残ります。登場回数、共演線、熱力図（ヒートマップ）の集計対象となるのは、その人物が「登場人物」行として発話した章のみです（「共演線と登場回数の集計仕様」を参照）。参照機能の詳細は [エンティティへの言及と@入力](https://loomworld.ai/ja/docs/references) を参照してください。

## 5段階のキャラクターティアとカード表示サイズ

ティアはスライダーで5段階から選択します：「Lead」（主役）、「Supporting」（主要人物）、「Minor」（脇役）、「Walk-on」（端役）、「Extra」（エキストラ）。ティアに応じてカードのサイズや表示情報が変化します：

- Lead（主役）/ Supporting（主要人物）：3:4の縦長カード。名前を先頭に「性別 · 年齢 · 職業」、下部に成長の軌跡（数行に省略）を表示。シーン数やセリフ数のチップは表示されません。
- Minor（脇役）：「N scenes / M lines」（Nシーン／Mセリフ）の集計チップと身元情報を表示。
- Walk-on（端役）：集計チップは表示されず、「性別 · 年齢 · 職業」のみを表示。
- Extra（エキストラ）：名前と「Extra」タグのみの正方形テキストカード。Leadカードの約半分のサイズです。

ティアの決定権は執筆者にあります。スライダーの横に「Suggestion: Supporting; Basis: 12 scenes / 31 lines / 3 relations」（提案：主要人物；根拠：12シーン／31セリフ／3つの関係）のような参考情報が表示されますが、これは脚本の実績を提示しているだけで、執筆者が設定したティアを勝手に上書きすることはありません。脚本データがまだない場合は「Suggestion: Supporting Character; Basis: No script data」と表示されます。

## 所属勢力：名称変更时も識別情報を維持

勢力は世界観設定カードとして管理され、そのカードが勢力名、別名、アイデンティティの唯一の真実の源となります。キャラクター側には文字列ではなく勢力の固有識別子が保存されます。そのため勢力カードの名称を変更すると、各キャラクターの所属タグ、名簿のグループ分け、構成員数、ランキング、アシスタントが参照する情報がすべて一括で同期更新され、文字列の置換作業は不要です。

勢力の入力欄はインクリメンタル検索に対応しています。正式名および別名の双方が照合されます：

- 完全一致する候補がある場合：Enterキーを押してそのカードを再利用します。
- 一致する候補がない場合：その時のみ「Create Faction …」（勢力を新規作成）という選択肢が表示されます。

新規作成を選択した場合も、この時点ではドロワー内の下書き段階です。カードの実体作成と所属の紐付けは、キャラクターを保存した瞬間にのみ実行されます。文字を入力して途中でフォーカスを外したり、キャンセルしたり、ドロワーを閉じた場合に、不要な勢力カードが取り残されることはありません。1人のキャラクターが複数の勢力に同時に所属することも可能で、タグの削除はその人物の所属解除のみを行います。

## 動的変化：章ごとに異なる年齢と肩書の設定

4つのフィールド（年齢、身分／職業、所属勢力、状態）は章ごとに変化させることができます。フィールドの横にある「Activity」（動的変化）トグルで有効化し、記録された履歴は「Dynamic Evolution」（動的変化）として管理されます。

- **トグルをオンにする**入力欄は初期値（物語開始時点の状態）の編集を継続し、入力欄の下に章のトラックが現れます。左端に「Initial」（初期値）、その後に各章に対応するドットが並びます。

- **章のドットをクリック**通常のドットには「: Click to add a change point」（クリックして変化ポイントを追加）と表示され、設定済みの点灯したドットでは確認、編集、削除が行えます。矢印ボタンで章間を移動でき、章数が多い場合はトラックが横スクロールします。

- **新しい値を入力して「Done」をクリック**ポップアップ内でその章以降に適用される値を入力します。「Done」は下書きへの反映であり、最終的な確定はドロワーの「Save」でまとめて行われます。

明確なルールが定義されています：ある章で設定した変化は次の変化ポイントが現れるまで継続します。変化ポイントを削除すると直前の値または初期値に巻き戻ります。直前の段階と全く同じ値の入力は拒絶されます（「New value matches previous stage; no change point needed.」）。また、入力欄を空にすることは「値なし」を意味しません。

2つの入力制限について：プロジェクトに章がまだ存在しない場合は「Create a chapter first before adding change points.」（変化ポイントを追加する前にまず章を作成してください）と案内されます。また、「未設定・なし」を明示的に記録したい場合は空欄にするのではなく「Set to None」（なしに設定）を使用してください。

変化ポイントが設定されていないトラックもそのまま保存できるため、先にトラックを有効化しておき後から入力することが可能です。変化ポイントが既に設定されているトラックを無効化（閉じる）しようとすると、削除されるポイント数が事前に警告され、確認を求められます。

## 人間関係：1本の関係線と2通りの記述方法

関係線を引く手順は1通りです：カード上の「Relationship」（ツールチップ：Add Relationship）をクリックすると、キャンバスに「Click another character card now to establish a bidirectional relationship」（別のキャラクターカードをクリックして双方向の関係を構築してください）と表示されます。2人目の人物をクリックすると「Edit Relationship」（関係編集）ドロワーが開きます。「Cancel」でいつでも中断できます。このボタンは選択中のカード、または結線操作中のカードにのみ表示されるため、普段のキャンバス表示を邪魔しません。

2人のキャラクターは1本の関係線を共有し、線上の白いカプセルラベルは2種類の表示形式を持ちます：

- 共通の単一ラベル：「Bidirectional Perspective」（双方向の視点）スイッチがオフの場合、カプセルには単一の関係名（恋人、父子、盟友など）が表示されます。
- 双方向の個別ラベル：「Bidirectional Perspective」をオンにするとカプセルが2つに分割され、裏切り、誤解、片思いなど非対称な関係を記述できます（例：AからBへは「探り合い」、BからAへは「兄弟同然」）。

「Relationship Metrics」（関係値）はデフォルトで有効になっています。ラベルの両脇に小さな数値リングが表示され、独自の項目名（恋人なら「親密度」、君臣なら「信頼」や「忠誠」）を定義できます。名称が未入力の場合は「Intensity」（強度）として扱われます。関係値をオフにするとリングが非表示になるだけで、入力した数値は再度オンにした際に復元されます。カプセルには簡潔な名称のみを表示し、長文の考察や裏付けは「Plot Evidence: Relationship Notes」（ストーリー上の根拠：関係メモ）や「Shared Scenes」（共演シーン一覧）に記録します。

ラベル、メモ、関係値がすべて空の関係線は描画されず、空の線が残ることはありません。フォームを空にして保存することは関係の削除と同等です（「Delete this relationship? This action cannot be undone.」の確認が表示されます）。カプセルまたは関係線をダブルクリックすると再編集でき、シングルクリックでは選択のみが行われます。

## 共演線と登場回数の集計仕様

上部アイランドバーの「Co-appearance Links」（共演線）スイッチ（初期状態はオフ）をオンにすると、キャンバスの下層に薄い破線レイヤーが表示されます。同一のシーンに同時に登場した2人の間に破線が引かれ、中央のカプセルに共演シーン数が表示されます。これは客観的な事実の提示であり、正式な人間関係ではありません。関係一覧に追加されることも、関係ラベルが自動生成されることもありません。このカプセルをクリックすると「Edit Relationship」ウィンドウが開き、内容を入力して保存して初めて手動の正式な関係線へと昇格します。共演線は常に手動関係線の下層に配置され、このスイッチが手動関係線に影響を与えることはありません。

登場回数は脚本本文から算出されますが、発話者（登場人物行）としての登場のみがカウントされます。Minorカードの「N scenes / M lines」チップ、一覧リストの数値、共演線の回数はすべて、その人物が発話したシーン数およびその後のセリフ行数を集計したものです。そのため「シーンには確かにいたのにカウントが0」という場合、その人物がそのシーンで一言も発話していないことを意味します。

右サイドバーの「Relationship List」（関係一覧）には、手動で作成した関係のみが表示されます。1行に1組ずつ「人物 ―関係名― 人物」と両端の関係値リングが並び、未作成時は「No relationships yet」と表示されます。「Character List」（キャラクター一覧）は勢力別／階層別／関係密度別でグループ化できます。勢力表示では無所属の人物が「Ungrouped」に分類され、複数勢力に所属する人物はそれぞれのグループに重複表示されます。関係密度表示では保持する関係線の数に応じて「High-Density」「Medium-Density」「Low-Density」「なし」に分類されます。この一覧には常に全キャラクターが表示され、キャンバスのフィルターによって一覧から除外されることはありません。

## アシスタントによるキャラクター情報の整理

「このシーンに見届け人を1人追加して」「彼女の表向きの身元を元騎兵将校に変更して」「この端役は不要なので削除して」のように指示を出します。アシスタントはまずキャラクター名簿と脚本本文を精読し、確認用の提案カードを返します。実際に変更を適用するかどうかは執筆者が判断します。提案カードでは以下の操作が可能です：

- キャラクターの新規作成：最低限の名前、および取得できたその他のプロファイル情報。
- フィールドの変更：名前、別名、性別、年齢、職業／身分、成長の軌跡、ビジュアルメモ、状態、ティア、所属勢力。
- キャラクターの削除：確定前に、削除によって影響を受ける範囲（登場実績、関係線など）がカード上に明示されます。
- 関係の新規作成：対象となる2人、共通ラベルまたは双方向のラベル、および任意のメモ。

勢力情報の変更には特別な安全策が講じられています。「新規作成される勢力カード」と「最終的にその人物が所属する勢力」の双方がカード上に明示されます。名称に曖昧さがある場合や、その間にカードが編集されていた場合は、所属一覧を勝手にクリアするのではなく、カード全体の処理が安全に拒絶されます。

1枚の提案カードには最大8件の操作が含まれ、1回の承認でまとめて適用されます。承認後の変更はプロジェクト全体の取り消しスタックに記録されるため、Undo（取り消し）1回ですべて元の状態に戻せます。提案カード経由では操作できない項目が2つあります：執筆者自身がアップロードするか「✦ Generate Image」（画像生成）で作成する「肖像画」と、執筆者の裁量に委ねられる「章ごとの動的変化ポイント」です。AIの適用範囲と承認メカニズムの詳細は [AIとの協調作業の概要](https://loomworld.ai/ja/docs/ai-overview) および [モジュール間連携](https://loomworld.ai/ja/docs/cross-sync) を参照してください。

## 制限事項とトラブルシューティング

- レイアウト：ドラッグしたカードは指を離した位置にそのまま留まり、自動で元の位置に戻されることはありません。「Reorganize」は未配置のカードのみを整列させ、「Auto-Organize」は既存の配置を無視して全体を再配置し手動配置を上書きします。「Save Layout」で現在の配置を確定保存します。
- 肖像画：カード上またはドロワー内の画像エリアにホバーし、カメラアイコンをクリックしてアップロードまたは差し替えを行います。画像がないカードにはティアに応じた低彩度の背景色が表示されます。ファイルの読み込みに失敗した場合は「Failed to process portrait」と表示されます。「✦ Generate Image」はログイン済みアカウントが必要で、まずプロンプトの下書きを行い（「Drafting prompt…」）、編集後に「Adopt」（採用）または「Regenerate」（再生成）を選択します。
- カードの表示数が想定より少ない場合：コントロールパネルの「Filter」を開いて、ティア別の非表示、勢力絞り込み、「Hide minor characters and passersby」（脇役・通行人を非表示）などの設定を確認してください。フィルターはキャンバスの表示のみを制御し、プロファイルデータ自体を削除することはありません。
- 登場回数が0のまま変動しない場合：そのキャラクターが該当シーンで「登場人物」行として発話しているか確認してください。描写行で名前が言及されただけでは登場回数としてカウントされません。

各資料モジュール同士の連携仕様については、 [資料モジュール概要](https://loomworld.ai/ja/docs/modules-overview) を参照してください。
